今回はメモ帳として活用しているノートアプリ、「MyScript Nebo」を紹介していきます。
私が使ってみたところ、メモ帳として使うなら最高のノートアプリだと思います。
ですが、大学ノートの代わりに使うのならば「Noteshelf」か「GoodNotes 5」の方がオススメです。
なので、大学ノートとして使うというよりも手軽に使えるメモ帳といった感じです。
えっ!そんなことならApple標準のメモ帳で問題ないじゃん!
そう思った方は多いのではないでしょうか?
ちょっと待って!Neboにはすごい機能があるんです!
そんな数多くの機能を一つ一つ紹介していきます。
MyScript Neboってどういったアプリ?
このアプリを簡単に紹介すると次のような感じです。
すべての作業は Nebo から始まります。Nebo では、テキストを書いたり、図を描いたり、メモを編集および構造化したりできます。その後、メモをデジタル文書に変換することはもちろん、メモの一部をコピーして他のアプリに貼り付けることも可能です。
会議に出席するときや新しいアイデアを書き留める場合、あるいは新しいプロジェクトを開始する場合など、関連する構想や情報をキャプチャすることが必要不可欠となります。Nebo を使えば、毎日の生活でより多くのことを達成できるようになります。
いわゆる手書きノートアプリなのですが、メモ帳の上位互換と考えた方がしっくりくると思います。
特徴としては手書きの文字をテキスト変換してすっきりした見栄えにできたり、メモをデジタル化することはもちろん、簡単な数式を計算してくれる機能がついています。
メモ帳として使うのならば最強のアプリであることは間違い無いでしょう。
メモ帳でもシームレスなノートなので、ダラダラと殴り書きをしても延々とノートが下に続きます。
Apple Storeでの購入の場合、価格が860円。Google Playでの購入の場合、価格が1160円となります。
早速ですが、私はこんな人にこのアプリをオススメしたいです。
- iPadなどのタブレットを持っている方
- 紙のメモ帳を使用している方
- ちょっとした計算を紙に書いている方
このような方は是非使ってみてください!
また、他のノートアプリの記事もありますので比較材料に使ってください。
MyScript Neboで出来ること
MyScript Neboでは以下のようなことができます。
①ノート管理
初めにアプリを開くと次のような画面が出てきます。
これがMyScriot Neboのノート管理画面です。
ここでは次のようなことができます。
- 新しいノートブック・コレクションを作る
- 無名のノートを増やせる
- サーチを掛けられる
- MyScript Neboの設定ができる
- ノートの削除・場所の移動ができる
MyScriot Neboでは新規コレクションを作成することにより書類をカテゴリーごとに分けることができ、その中に新規ノートを作成していくような仕組みになっています。
このアプリでのコレクションが他のノートアプリで言うファイルと同じ役割です。
はじめは混乱するかもしれませんが、慣れて仕舞えば簡単に作成できるようになるかと思います。
また、メモ帳として使う場面が多いと思うのでメモ書きが多くなってしまうことが予想されます。
その解決策として、ノートの検索機能を使用することによりすぐにたどり着くことができます。
そして、ノート管理画面にはクラウド同期を有効にすることでクラウドストレージ上にノートを保存しておくことができます。
そのクラウド同期が可能なのは次の三つです。
- iCloud
- Dropbox
- Google Drive
この中から選ぶことができるので、データの紛失を懸念する方はクラウド同期をしておきましょう。
MyScriot Neboの設定
左下では設定も行えます。
この設定を行なってからMyScriot Neboを使っていきましょう!
その理由はテキスト変換をする際に必要になってくるためです。
まずは言語の選択について、およそ60ヵ国の言語を選択できます。
その中から使用する言語のみをダウンロードしておきましょう!
次に数式計算についてです。
ここでは簡単な数式計算を行う際に近似と角度の単位を選ぶことができます。
自分にあった計算方法を選択してください。
ノートの作り方
ノートの作り方にもちょっとした注意点があります。
それは言語選択です。
MyScriptの設定を一緒に行っている方は、先ほど設定でダウンロードした言語が表示されていると思います。
その中から今回ノートで使う言語を選択してください。
あとはノートの色を選び、ノートブック名、コレクションを選ぶことでノートが作成できます。
少し面倒かもしれませんが、事前にノートを作っておくことでパッと開いてすぐに書き込むことができます。
②ノート編集
ノートには次のような機能があります。
このノート編集ツールの種類は次の通りです。
- キーボード
- ペンツール
- 消しゴム
- 色の選択
MyScript Neboには必要最低限の編集ツールが備わっています。
他のノートアプリと比較してみると、輪っかツールや補正ツールがない感じですね。
ですが、それらを担う機能が備わっているので心配いりません。
少し覚えなければいけないことがありますが、その便利要素を覚えてしまえばMyScript Neboを不自由なく使えると思います。
では、その機能を紹介していきます。
テキストを消去する
まずはテキストを簡単に消去する方法です。
赤い文字のところを消去したい場合、スクラッチアウトといって文字の上を塗り潰しちゃってください。
それを行うだけでテキストを削除できます。
文章の途中で改行する
文章の途中で改行したい場合、縦方向に上から下へ直線を引くことで改行ができます。
注意点として、直線が短いと数字の1として認識してしまうので気持ち長めに線を引きましょう。
文章の改行を戻す
文中で改行しなくて良い箇所があった場合、先ほどの改行の反対方向に線を引くことで位置を戻せます。
なので、下から上に直線を引くことで改行を戻せます。
書いた文字ををテキスト変換・編集する
書いた文字をテキスト変換したい場合、ダブルタップすることでテキスト変換が行えます。
そしてダブルタップにはその文字を編集できる機能があります。
これを手動で行いたい場合、テキスト変換したい箇所をタップしてから右端にある「・・・」をタップすることで行えます。
③キーボード
MyScript Neboのキーボードは他のノートアプリよりも充実しています。
その機能を紹介していきます。
キーボードで編集
キーボードでテキストを打ち込みたい場合、空白スペースかテキストブロック内をタップすることで打ち込めます。
そして、MyScript Neboの特徴の一つがテキストブロックを使用して文章の一つ一つをブロックで考えるところです。
そのため、ブロック単位で編集が可能でブロックの移動やテキスト変換ができます。
テキストをタップ
手書きの際はテキストをロングプレス(文を指でなぞるように動かす)、キーボードを使用してのタイプ入力はダブルタップでテキストを選択します。
iPadなどのタブレットを使用していると文字の選択が難しいですが、ブロック単位で編集ができるためスムーズに選択ができます。
Apple Pencilを使用して太字・ハイライト・色付けをつける!
Apple Pencilなどのタッチペンを使用することで文字を太字・ハイライト・色付けなどの装飾ができます。
まず、太字のやり方は文字の下に黒色ペンで線を引くだけです。
ハイライトについてはその箇所を四角で囲むことで行えます。
文字の色を後付けしたい場合は黒以外の色で線を引くだけです。
それらをまとめてやったものが次の通りです。
④ペンの機能
ペンには太さと色の変更ができます。
他のアプリではペンの種類まで変えれましたが、MyScript Neboでは一つだけです。
ですが、メモ帳として使う分には気にならない点だと思います。
そして、太さについては6段階も用意されており、色は16進数カラーコードでの選択が可能になっています。
また、MyScript Neboには他のノートアプリにないお試しで書ける場所が設けられています。
「ここでテスト」という箇所で試し書きができるため、気に入った色を選びたいときに試し書きができてしまいます。
また、色の選び方も独特で次のようになっています。
ここでは色の濃さまで変更できます。
そして、作った色は色の選択内に保存ができます。
⑤消しゴム
MyScript Neboでは消しゴムが使いにくいものの一つかもしれません。
その理由として、消しゴムの太さを変えたいときはペンの太さを変更してから行う必要があるからです。
そのため、ちょっと手間がかかるのが消しゴムなんです。
ですが、スクラッチアウトを使用していればそんなに使わないものなのかもしれませんね。
⑥タイトル・サブタイトル・段落の選択ができる
MyScript Neboではタイトル・サブタイトル・段落で文字の大きさを変更できます。
そしてテキストブロックで綺麗に整理ができるため、見栄えも良くなります。
使い方によっては様々な場面で役に立つものになると思います。
⑦追加ツールの紹介
次に追加ツールの紹介をしていきます。
カメラ
端末に常備されているカメラを起動し、素早く写真が撮れます。
その撮った写真をそのままノートに貼り付けられるのでラクチンです。
画像
画像では端末に保存されている写真を貼り付けることができます。
ちょっと不便なのが写真のサイズが大きなまま張り付けされます。
そのため、自分でサイズ調整と位置調整をする必要があります。
スケッチ
その場ですぐにスケッチが書けます。
ちょっとしたスケッチをするのならば十分ですが、ペンの種類が1種類であるため使う人を選ぶツールになると思います。
ダイアグラム
何気に便利なのがダイアグラムを使えることです。
情報を整理したいときによく使うので、使う人には嬉しい機能かもしれません。
書いてみるとうまく書けないと思うかもしれませんが、ダブルタップでテキスト変換を行うことで綺麗に整います。
数式計算ができる
私が一番嬉しい機能が計算を自動でしてくれる機能です。
例えば、[324/627=?]みたいな計算も自動でしてくれます。
文字式や数式を書き込み、その後にダブルタップすることでテキスト変換と計算を一度にやってくれます。
まとめ
今回の記事を書くことで、MyScript Neboの様々な機能を体験しました。
実際、「Appleの純正メモ帳を使うのか?」と聞かれたらもう使いませんね。
それくらい機能が充実したノートアプリでした。
メモ帳として使うなら今のところダントツでオススメしたいアプリになります。
是非、iPadをお持ちの方は使ってみてください。