私は毎月30冊以上の本を読んでいます。
理系大学生をやっているのでレポートや宿題が毎日のように押し寄せてくるのですが、空き時間に本を読んでいます。
大学1年生の頃は1限から5限まで授業が入っている日が2回もあり、実験レポートに毎週追われ、バイトも入っていました。
そんな私が行ってきた速読術をお話しします。
速読術との出会い
ある時、あまりに本を読むのが遅いと思った瞬間がありました。
高校時代、ある先生に教わった論文と小説の読み解き方を3年間ご教授してもらったおかげで、見事に読書の読むペースが倍以上になってしまったんです。
テストなどでは重宝したのですが、明らかに読書には向かない技術でした。
それに慣れてしまった私の脳は問題を解くように文章を読んでいました。
この脳をアップデートするために私は速読術の本を読み漁ることにしました。
色々試してみた結果、自分に合っているのを見つけたので紹介します。
私流の速読術のやり方
私が行っている速読術ですが、とても簡単な方法です。
それを順を追って話していきます。
準備
まず本を読む前の準備が必要です。
初めは、自分がリラックスできる姿勢をとります。
私の場合は椅子にもたれ掛かりながら足を組みます。
この姿勢は人それぞれでいいかと思います。
リラックスが取れる姿勢になったら、自分が読む本の内容や学ぶことをイメージします。
ここまでで大体1分もかからないでしょう。
もう集中している状況が作られているかと思います。
作れなかった場合は頭上にみかんがあると考え、そこから自分を見下ろすことをイメージしてください(ミカン集中法に似ています)
それができたら次のステップに進みましょう。
本を開きましょう!
では、本を開きましょう。
本を開くと文字がズラーと並んでいますね。
それを読む前にやることがあります。
まず、本を開いた時の4隅が見えるように視野を広げます。
個人差はありますが、本と目までの距離は大体30cmほど離します。
文字がぼやけるくらいに、本の角の四隅に集中します。
これで本を読む準備は完了です!
本を読んでいきましょう!
では本を読んでいきます。
読み方は流し読みをしていきます。
集中している状況を作っているので、周りの文字がぼやけているかと思います。
そのため、1文字1文字を高速に読んでいくことができます。
自分が「重要だな!」と思ったところはゆっくり読み、「必要ない!」と判断したら読まなくて構いません。
大事ことは、わからない単語が出てきても読み返さずに読み進めることです。
何が合っても、ひたすら読み進めてみてください。
集中が途切れたら、その場でやめて構いません。
復習が必要!
本を読み終えた後は復習が必要です。
その本に書かれていた内容を思い浮かべ、大事なフレーズや必要な情報を思い浮かべます。
ノートに書き出してみてもいいですね!
その内容こそが、読んだ本のキーワードであるかと思います。
復習により、必要な情報を引き出したいときのトリガーとなってくれる可能性が高くなります。
実際に本の内容を思い浮かべると、大事なことは覚えているんですよね!
気をつけるべきこと
以上が私の速読術のやり方です。
この速読術により250ページほどの書籍ならば1時間ほどで読むことが可能になりました。
どの速読術にも言えることですが、自分の読みたい本を読むことが大切です。
興味がない本は、読んでいるだけで眠くなりますよね?
そういった本は読まずに興味が湧く本を読みましょう!
その1つだけを気をつければ、速読は可能です。
速読術は超能力でもなんでもありません。
誰でもできることなので速読を身に付けることをオススメします。
また、フォトリーディングという速読術も紹介していますので気になった方は覗いてみてください。