今回は方眼紙を使用した「ノートの取り方」を紹介していきます。
私はノートの取り方を誰からも教えてもらいませんでした。
中学生になると大学ノートを使用するのですが、私は黒板の板書を写す作業をしていました。
あの頃は何も考えずに唯々ノートを写していただけでしたね。
私はあの頃に戻って今回紹介する方法を教えてあげたいです。
それくらい後悔しています。
学生の皆さんは、新しいノートの取り方を試すきっかけになってくれると嬉しいです!
ノートの取り方といっても様々な場面で役立つ「ノート術」と思ってくださればいいと思います。
例えば・・・
- 授業中のノートの取り方
- 仕事ノートの取り方
- プレゼンノートの取り方・・・etc
このような場面で役立つテクニックとなります。
今回は学生視点で書いていきますが、社会人の方にも是非取り入れて欲しいものですので参考にしてみてください!
「頭が良くなるノート」と「頭が良くならないノート」の違い
私は方眼紙でノートを取ることをオススメしています。
その理由として、ノートの取り方1つで頭が良くなるからです。
早速、頭が良くなるノートと良くならないノートを比較してみました。
- 見るからにスッキリまとまっている
- A4サイズ以上の紙
- 使うペンは3色以内
- 授業内容を整理して書いてある
- 余白が十分
- 図、表、グラフがある
- ノートを見返して、授業が再現できる
- 見るからに汚い
- A6サイズ以下の紙を使用している
- ペンの種類がたくさん
- 板書を写しているだけ
- 余白がない
- 図、表、グラフがない
- 内容が読み取れない
ここからわかることは、見やすいノートを作ることが大切だとわかります。
自分が後に「人に聞かれても説明できるためのノート作り」が必要なのです。
私の場合、ノート作りは誰にも教えてもらえず、自分流のノートの取り方が出来上がり、頭が良くなるノートではありませんでした。
それはノートを見返しても「学んだことを再現できない」ものでした。
「えっ、自分の能力が低いからだろ・・・」と思われるかもしれませんが、原因はノートにあったのです!
自分がNG表に当てはまるノートを作っている人はすぐにでも、頭が良くなるノートへシフトしていきましょう!
頭が良くなるノートを取るために・・・
まずはOK表のノートの取り方にシフトしていきましょう!
その理由は次の通りです。
- 汚いノート→理解力低下
- 小さいノート→ロジカル思考が身につかない
- カラフルなノート→判断力の低下
- コピペノート→記憶力・思考力の低下
- すし詰めノート→復習力の低下
- 文字開けノート→視覚的に把握できない
自分の能力を伸ばしていくために、新しいノート作りをしてみましょう。
方眼紙を使おう!
新しいノート作りを始めるにあたり、「方眼ノート」を使うことを推奨します。
現在、ほとんどの学生の方が大学ノートを使用しているかと思います。
特に多いのがKOKUYOさんのCampusシリーズですね。
そんな方も方眼ノートを使えば、頭が良くなるノートを作ることが簡単になります。
その理由を話していきます。
方眼ノートを使うメリット
方眼ノートを使えば、こんなメリットがあります。
- 余白がキレイ
- 行頭・段落が美しく揃う
- 行間をバランスよく取れる
- 文字サイズを調整することが簡単
- 読みやすい文字が書きやすい
- 図が書きやすい
また、方眼用紙は頭の整理がしやすいものになっています。
その理由は、方眼用紙には「フレーム」があるからなんです。
フレームとは思考整理の本棚であり、頭の良さに直結します。
フレームをバスケットボールで例えるなら、バスケットボールのリングを目にしているから投げ入れられます。
逆にリングというフレームがなければ、狙った位置に投げ入れられません。
人間はフレームがしっかりしていれば、正しい行動ができるものなのです。
方眼用紙なら、縦横のラインがガイドラインになるため、仕事や勉強の成果が上がります。
トップエリートのノートって?
世界のトップエリートのノートは共通して「フレーム」があります。
それが「三分割フレーム」です。
それらを紹介していきます。
東大合格生ノート
このノートの特徴は見開き2ページで使用しています。
左側のページには授業の板書をしておき、疑問点の解決を右側ページに行い要約します。
この考える作業をすることにより、復習ができ、後々効果が発揮されていきます。
そして要点を見ることで、授業で何を学んだのかをすぐに理解することが可能になります。
コーネルノート
このノートはアメリカの有名大学や研究機関が多く導入しているノートとなります。
予め三分割されており、「板書→気付き→要約」の順でノートを取る習慣が身につくノートになっています。
ポイントシート
このノートは世界最大の外資系コンサルティング会社アクセンチュアが使用しているものです。
このノートも同様に三分割されており、「ポイント→アクション」の順で整理することができます。
方眼ノートの使い方
① ノートは横向きで使う
まず、方眼ノートは横向きで使います。
それは人間の目の構造に関係しており、横向きで使うだけで理解スピードが大きく変わってきます。
人間の目が横についていることで視野を広く使え、ノート全体を瞬時に捕らえられます。
例えばパソコンが縦長のスクリーンであった場合、とても見づらいと思います。
これは視野の広がりが狭くなり、全体を見ることが難しくなるためです。
② A4サイズの方眼紙に書く
方眼紙でも、A4サイズのものを選びましょう。
それをするだけで、ロジカルな思考が身につきます。
[itemlink post_id=”917″]
③ 使う色は3色まで
使う色は黒色を除いて3色までにしましょう。
多くの色を使うと、とても見づらいノートになってしまいます。
大事にしたいことは色選びです。
私たちは色を見ることにより様々な影響を受けています。
それを生かした勉強方法をしましょう。
初めに、色には次のような効果があります。
これらのことから、私がオススメする三色は次の通りです。
- 赤色・・・重要、キーワード、ポイント
- 青色・・・暗記、次に重要、忘れやすいところ
- 黄色・・・注意すべき点
この三色+黒色でノート作りをしくのがベストだと思います。
信号機の色なので、わかりやすいですね!
④ノートに見出しをつける
あなたのノートには見出しがついていますか?
頭がいい人は見出しをしっかり書いてからノートをとっています。
理由として、ノートに見出しをつけることにより「このページは何がテーマなのか?」をすぐに理解できるからです。
そのため「この一枚に何が書かれているのか」をすぐに理解できる見出しにしましょう!
その横にポイントなんかを書いておくといいかもしれませんね!
⑤1テーマ1ページ
ノートに見出しをつける際、何について書かれたかを決めることになります。
その決めた内容以外のことを書いてしまうと内容がごちゃごちゃになってしまい、折角のノートが台無しになってしまいます。
なので1テーマ1ページを意識してノートを取りましょう!
頭が良くなる三分割フレーム
実際に三分割フレームでノートを取る場合、次のように取ることをオススメします。
方眼用紙を使用し、三分割フレームを使って書いていきます。
まず、事実には板書をまとめながら書いていきます。
次に解釈スペースでポイントを整理していきます。
最後に疑問点を解消しつつ、要約してみます。
これを使った例が次の通りです。
出典:頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか・・・より
これは仕事ノートで三分割フレームを使用した例となります。
とても見やすく感じられると思います。
実際に私も使ってみたので紹介しておきます。
これは記事を書く上で行っているリサーチの一部分となります。
最後に・・・
私が今回の記事を書くにあたり、高橋政史(たかはし まさふみ)さんの『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』を参考にさせてもらいました。
[itemlink post_id=”926″]
この本を読むことでノートの使い方が劇的に変わるかと思います。
ぜひ、読んでみてください。
そして、方眼用紙を使ってノートを取ることで多くのメリットを得られることを知ってもらえたと思います。
私は三分割フレームを記事で書く際にも使い始めたくらいです!
誰だって三分割フレームを使用した方眼ノートを使えば頭が良くなるでしょう・・・