今回は今話題の「十二国記シリーズ」の第1巻!
「月の影 影の海」を紹介していこうと思います。
この本は私が生まれる前の作品であったため、あまり知らなかったです・・・
ですが、いつの日か立ち寄った書店に大きなポスターが張り出されていました。
そこには・・・
「十二国記」シリーズ
18年ぶりの新作長編
『白銀の墟 玄の月』
これは気になってしまいます!
18年ぶりってどういういうこと!
そして、累計1000万部突破の国民的大人気シリーズだって!
そこまで見たら、読んでみたくなるじゃないですか⁈
というわけで、1日で1巻を読んでしまったトマトです。(笑)
復習も兼ねて、記事にさせてもらいます。
月の影 影の海(上・下)|十二国記
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本の概要
この本は小野不由美さんの代表作、十二国記シリーズの第1作目となる小説です。
この作品は異世界を舞台にしたファンタジー小説です。
(最近よくある異世界転生して最強系物語ではないです。)
ここからは大まかな内容を話していきます。
主人公である中嶋陽子は普通の女子高生です。
クラスでは委員長を任されており、勤勉で真面目な大人しい子。
そして何より人の顔色を伺うような「空気を読む子」なんです。
親が決めた高校に通ったり、クラスメイトには何回も宿題を見せてあげたり・・・
そんな陽子にも特徴があり、生まれつき髪の毛が赤っぽい色をしていました。
赤い色の髪ということで、学校の先生にはいい印象を持ってもらえなかったようです。
そんな陽子が職員室に呼び出された際、「ケイキ」と名乗る男が職員室の中に入ってきて無理やり陽子を連れて屋上に向かいます。
そこには「コチョウ」と呼ばれる鷲に似た巨鳥がおり、陽子たちを襲います。
そのような巨鳥のようなものを妖魔と呼びます。
そんな妖魔たちに追われながら、異世界である巧国に辿り着きますが、陽子1人で旅をすることになります。
そこでは人から裏切られ、妖魔と戦い、心身ともに疲れ果てていきます。
陽子は再び故国に帰るために旅を続けることができるのでしょうか?
要約
主人公である陽子は普通の女子高生です。
普通の人と違う点は髪の色くらい!
そんな陽子が異世界に1人取り残されるのです。
一緒にきた「ケイキ」と呼べれる男も何処かへ消えてしまい、どうすればいいのかわからない陽子。
そんな陽子にも「故国に帰る」という目標がありました。
その目標を叶えるために旅を始めます。
陽子はある村に着くと「カイキャク」として囚われてしまいます。
巧国では災厄が起こる時はカイキャクが原因だと考えられおり、陽子はこのままだと死刑となります。
そんな状況でその場から命からがら逃げ出すことに成功した陽子。
そこからはカイキャクとして逃げながら、妖魔と戦う日々が続きます。
異世界のことを何も知らない陽子は人から度重なる裏切りを受け、心が傷つき、誰も信じてはいけないことを学びます。
陽子はなぜ妖魔から追われ続けるのか?
なぜ異世界に連れてこられたのか?
それが下巻で明らかになります。
陽子は無事、故国の日本に帰れるのでしょうか?
感想
この作品はめちゃくちゃハマりました!
上巻はとにかく読むのが辛くなってきます。
その理由は陽子が人間不信になり、心身ともにズタボロにされていくからです。
飲まず食わずで1ヶ月を山の中で過ごし、昼間にはカイキャクとして追われ、夜には妖魔に襲われ続けます。
最近のアニメやラノベだと、異世界転生したら最強だったみたいなのが多いせいもあり、
「こんな作品見たことない!」と驚かされます。
是非、一読してもらいたい1冊です。
まとめ
物語に引き込まれていくので一気に読むことができる作品となっています。
よくあるファンタジー小説ではありません!
本当に面白すぎます!
是非、こんな方に読んでほしいです。
- 少しでも十二国記に興味がある方
- 普通のファンタジー小説に飽きてしまった方
- 読んだことがない方!
ちょっと強引かもしれませんが、この作品は私が読んできた本の中で上位に入ってくる面白さです!
では、私は2巻を読んできます・・・
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