あなたの部屋の中は快適ですか?
人によって心地の良い室内環境は異なり、
意図的にそのような環境を作るのは難しいです。
その理由は夏と冬の気温が関係しており、
外気温をどう減らしていくべきかが
室内環境を快適にしてくれる基本の対策になります。
ですが、このような体験はありませんか?
「快適な環境を作りたくてエアコンを付けたら不快になった。」
なぜ、不快になってしまったのでしょう。
今回は部屋が心地の良くない空間になる理由と
そこから快適な環境に近づける方法を紹介していきます。
ぜひ、あなたの部屋を快適な空間に近づけましょう!
快適な空間は人によって違う
快適な空間を作ろうにも人によって快適さは違います。
例えば、部屋の中でくつろいでいる主人と
買い物から帰ってきた奥さんで例えてみましょう。
主人は冷房を付けて部屋の中でくつろいています。
そこに奥さんが買い物から帰ってくると部屋の中が暑く感じました。
主人は部屋の気温が快適に感じ、
奥さんは暑いと感じています。
このような体験は誰しもあると思います。
これは人の快適さは違うことを意味していると言えますね。
その理由は
人の感覚で快適さが環境で変わるからです。
この環境というものは次のもので決まってきます。
- 室温
- 湿度
- 放射
- 気流
- 着衣量
- 活動量
これらがうまく作用し合うと人間は快適に感じるのです。
「気温○度、湿度○%・・・」
で快適な状態を表すのは困難です。
それに加え、人間には快適と感じる状態には個人差があり、
数字で快適な温度を表現するのは難しいです。
そのため、快適性の評価手法として
「体感温度」というものが存在します。
これは、壁の表面温度によって体感温度が違う点に注目した測定法です。
これは放射熱が関係しており、
焚き火にあたると暖かく感じるように、
熱源から離れていても熱が伝わる現象に関係しています。
この放射熱が壁から私たちに伝わり
私たちを温めてくれているのです。
その式は次の通りです。
この計算式を使うと次のような計算ができます。
室温が20℃、表面温度が18℃の部屋があります。
この時の体感温度はいくらか?
答え 19℃
このように簡単に計算できてしまいます。
快適さは体から出ている熱の量によって変わる
快適な環境には個人差があることは前述の通りですが、
快適な温度は人間の体で説明できます。
快適な温度だと思うときは、
体から生み出される熱と逃げていく熱が同じ量のときなのです。
例えば、
お風呂上がりに冷たいビールと一緒に
エアコンの温度を下げてしまうのは
体の熱を釣り合わせるためなんです。
これを口実にエアコンの温度を下げられますね!
また、部屋の中を暖房にしている時でも体は熱を生み出していることになります。
ですが、部屋の中が寒く感じるのは部屋の温度が低いためです。
そのため体から出ていく熱が増えてしまい、寒く感じるのです。
言い方を変えれば、
部屋の壁や床などを温めれば放熱により体が温まることになります。
この対策方法が床暖房などですね。
逆に窓の近くは冷気が漂っていると思います。
そのため、部屋の壁や床は断熱性能がしっかりした家がいいですね。
エアコンの風が不快の原因?
エアコンの風に当たると気持ち悪くなったことがあると思います。
それはエアコンの風が熱を運ぶ方法に原因があります。
エアコンは空気で熱を運ぶため、
大きな風量が必要になります。
そのため、
エアコンを上部に取り付け空気の循環を謀っています。
冷房の場合、
冷気を部屋全体に行き渡らせるために大きな風量を必要とします。
ですが、
その風が直接当たる事で気持ち悪くなることが多いです。
この不快感を緩和するために次のような方法をオススメします。
- 断熱性能の高い家に住む
- 連続運転をする
この二つのみで対策が可能です。
特に連続運転をすれば、
家が暖まったら弱運転に切り替わってくれるので
気流の流れが最小限ですみます。
次に壁掛けエアコンと床置きエアコンの
不快になりやすい気流の向きについて説明していきます。
- 冷房→下向き
- 暖房→上向き
次に良好な気流の向きについてです。
- 冷房→上向き
- 暖房→下向き
このように、
エアコンの風の向きに気をつけるだけで不快感を和らげる事ができます。
次にこれらを一度に管理して、
快適な環境を作りやすくしてくれる商品を紹介しておきます。
eSensor で室温管理をしてみましょう!
この商品は温度、湿度、明るさ、音、空気質の5つのセンサーで
部屋の環境を快適な状態にしてくれる商品です。
eRemoteとの連携で様々な家電を操作可能で、
自分が設定した温度などに自動コントロールをしてくれます。
他にもスマートフォンで操作可能で、
部屋の環境をリアルタイムで知らせてくれます。
ペットを飼っている家庭は安心してお留守番させておけます。
また、Alexaにも対応しているため声でも操作できてしまいます。
テレビやエアコン、照明等を操作する事ができます。
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まとめ
今回は快適な空間について紹介していきました。
ぜひ、この記事を参考にして自分の快適な空間を作っていきましょう!
では・・・