「お風呂で音楽を聴きたい!」
そんな方は防水スピーカーを使ってみましょう。
Bluetooth対応のスピーカーが普及したことにより、スマホやタブレットで気軽に音楽を楽しめるようになりました。
そして防水性能が優れたものを選べば、ビーチやキャンプなどのアウトドアでも気軽に使えます。
近頃は多機能モデルのスピーカーが増え始め、選ぶのにも一苦労ですよね。
そこで「どのスピーカーを選べば良いのか分からない・・・」という方に選び方からオススメの防水スピーカーまで紹介していきます。
多くのニーズに応えるために、様々な使用シーンを想定して選びました。
是非、快適な入浴をお楽しみください。
防水スピーカーの選び方
防水スピーカーは日々進化しており、様々な種類があります。
今回は防水スピーカーを選ぶ際のポイントを5つ押さえ、お気に入りの防水スピーカーを見つけましょう!
スピーカーの使用シーンをチェックしよう!
お風呂で楽しみたいことは人それぞれだと思います。
まずはその人にあった防水スピーカーを選びましょう!
お風呂で音楽を聴きたい方
「お風呂に入って自分のお気に入りのプレイリストを聴きたい!」という方はBluetooth対応の防水スピーカーを選びましょう。
私も防水スピーカーを使用しているのですが、バスルームに持ち込むのはスピーカーのみです。
私はバスルームにスマートフォンを持ち込むのは怖いです。最近のモデルには防水機能がついているものが多いですが、万が一水没してしまったらと思うと恐ろしいですよね。
そんな心配もなく、快適に入浴と音楽を楽しめるのがBluetooth対応の防水スピーカーです。
なので、お風呂でお気に入りの音楽を聴きたい場合はBluetooth対応の防水スピーカーを選びましょう。
お風呂でスマホ操作やYoutubeを楽しみたい方
「お風呂で音楽も聴きたいし、Youtubeやテレビを見たい!」という方はスマートフォンやタブレットを収納して使える防水ケース一体型スピーカーをオススメします。
ディスプレイの部分が透明なケースになっており、スマホの操作も楽々できちゃいます。
入浴時にスマートフォンやタブレットを使いたい方は防水ケース一体型スピーカーを選びましょう。
防水性能
防水性能は一番大事なチェックポイントです。
お風呂場で使うとなると必然的に水がかかってしまいます。
そんな時に壊れてしまわないか心配していたらお風呂で寛げませんよね。
そのような心配を解消するために「IP」というものを説明していきます。
IP(International Protection)とは?
IPとはIEC(国際電気標準会議)により標準として定められているもので、防塵・防水を分類しています。一般的にはIP〇〇で表現され、〇〇には防塵・防水のランク(等級)が入ります。例えばIP68の場合、防塵構造レベル6の防水構造レベル8と考えられます。
このランク(等級)が高ければ高いほど、防塵・防水の性能が高いことになります。
そしてお風呂で使う場合は IPX5からがオススメです。
なお、防水機能のランクは次の通りです。
ランク(等級) | 水の侵入に対する保護 |
IPX0 | 水の侵入に対して特に保護されていない |
IPX1 | 鉛直に落ちてくる水滴に有害な影響を受けない |
IPX2 | 鉛直から15度の範囲から落ちてくる水滴に有害な影響を受けない |
IPX3 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴に有害な影響を受けない |
IPX4 | あらゆる方向からの飛末による有害な影響がない |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による影響がない |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による影響がない |
IPX7 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水することがない |
音量や音質のチェックの仕方
お風呂に入る時に音楽や動画を見るなら音量や音質を大事にしたい方もいるでしょう。
音量については再生周波数帯域、インピーダンス、最大出力を見れば大体の音量は判断できます。
意味がわからない三単語が出てきてしまいましたが、正直にいうと最大出力を見るだけで大丈夫だと思います。
その理由は「最大出力○W」が高いほど音量が大きくなります。例えば、表記に「入力電圧:DC-5V 1A」とあった場合、5V(ボルト)×1A(アンペア)=5W(ワット)のように大体の計算はできます。
大体のスピーカーやイヤホンには最大出力が書いてあるので安心してください。
また、周波数について書かれているものがあります。例えば、60Hz~20kHzの周波数特性があった場合、低域が60Hz、高域が20kHzまでカバーしていることになります。この幅が広いとスピーカーの癖に繋がるのですが、あまり気にしなくてもいい点だと思います。
このことから音量が大きいものを欲しければ最大出力の大きいものを選べば良いわけです。お風呂場で使う分には音量や音質は気にしなくても大丈夫ですが、アウトドアで使う場合は1W以上の電力が欲しいです。
次に音質について考えていきましょう。
私はバスルームでスピーカーを使うのならば音質は気にしなくて良いと思っています。
誰しも経験があると思いますが、バスルームで歌を歌うとうまく聞こえたことがあると思います。
その理由は多くの皆さんが使っているバスルームは家の中では狭い空間であり、「狭い」「硬い」バスルームは音が逃げ辛い状況にあるためです。
そのため、歌を歌うと音が反響してエコーがかかったように聞こえるのでうまく聴こえてしまうのです。
このことから音質はあまり良くなくても良い音に聴こえるのではないでしょうか?
ペアリングについて
Bluetooth対応の防水スピーカーを使う場合、気にしたいポイントの1つがペアリングです。
ペアリングとは、スマートフォンやタブレット端末をスピーカー本体に繋げる通信システムのことを言います。
最近のスマートフォンにはNFCを搭載したものが多いため、ペアリングもスピーカー本体に近づけるだけでペアリングができてしまうものもあります。
このNFCというのは近距離無線通信規格というもので、近くでかざすだけで様々な機器と無線通信ができます。例えばSuicaやEdyなどの電子決済もNFCの技術が使われています。
そのため、初心者にも簡単にペアリングができるようになってきています。
大きさ・バッテリー
大きさについても気を付けたいポイントですね。
防水スピーカーを置くにしても大きさを測る必要がありますし、アウトドアで持ち運ぶのならば軽めの便利なサイズを選ぶのがベストでしょう。
そしてバッテリーについては長持ちするものを選ぶのが定石です。
これから紹介する防水スピーカーはそういった点も踏まえながら紹介していきます。
オススメの防水スピーカー8選
オススメのBluetooth対応型の防水スピーカー
まずはお風呂で使えるオススメのBluetooth対応の防水スピーカーを紹介していきます。
①Anker Soundcore 2
- 大きさ:168×47×56mm
- 重量:414g
- 防水規格:IPX7
- 連続再生時間:24時間
- 出力W数:12W
- 値段:¥4999
- 二つの高性能6Wドライバーの搭載により、迫力あるサウンドを実現
- 最先端技術を使ったバッテリーにより最大24時間の連続再生が可能
- IPX7の防水規格により、バスルームで心おきなく音楽と入浴を楽しめる
- 二台で同時ペアリングができ、大音量ステレオサウンドを楽しめる
- コンパクトな作りにより持ち運びが便利
- Bluetooth接続がうまく繋がらない不都合がある
- 音量が急に大きくなるバグがある
- 音声通話をしようとすると音がこもって聞こえにくい
私がバスルームで使用しているモデルなのですが、購入して満足している商品の一つです。
不都合はありますが、それを考慮しても素晴らしい点が勝るので「Soundcore 2」をオススメします。
②JBL CHARGE3 Bluetoothスピーカー
- 大きさ:88.5×213×87mm
- 重量:800g
- 防水規格:IPX7
- 連続再生時間:20時間
- 出力W数:10W×2
- 周波数特性:20kHz~65Hz
- 値段:¥14380
- 中高域と低音の厚みを増強させたJBLサウンドを提供
- IPX7の防水規格により、バスルームでも安心して使える
- モバイルバッテリーとしてスマートフォンの充電可能
- 大容量バッテリーにより最大20時間の連続再生が可能
- 高性能ノイズ・エコーキャンセリングにより周囲の騒音を排除し、マイクを搭載しているため音声通話もクリア
- 低音がイマイチに聴こえる
- 起動音がうるさい(アプリにより消すことが可能)
- こもった音に聴こえる
私の気になっている商品の1つです。
お店で聴いてきましたが、「さすがJBLサウンド!」の一言です。JBLサウンドは重低音から高音までズシズシくる感じでとても迫力があります。
しかし、バスルームで使うことを考えるとお値段的にも悩ましいですよね。
私が買うとしたら、バスルーム専用として使うのは勿体ないスピーカーだと思います。
なのでバスルームで音楽を聴く以外にも使いたい方にオススメしたい商品となります。
③JBL CLIP3 Bluetoothスピーカー
- 大きさ:137×97×46mm
- 重量:220g
- 防水規格:IPX7
- 連続再生時間:10時間
- 出力W数:3.3W
- 周波数特性:20kHz~120Hz
- 値段:¥4921
- 持ち運びに便利なサイズ
- コンパクトで高音質のJBLサウンドを実現
- 3時間の充電で最大10時間のワイヤレス連続再生が可能
- IPX7の防水規格により、もしもの水没に対応
- ビルドインカラビナ(クリップ)によって簡単に設置できる
- ハンズフリー通話に対応
浴室で音楽を聴くならば「JBL CLIP3 Bluetoothスピーカー」は最高の商品といえるでしょう。
設置の仕方はお風呂のラックや突っ張り棒に吊り下げる形になるかと思います。
そのため浴室専用のスピーカーになりそうですね。
私も使用しているタイプなのですが、床に設置していないため赤カビの心配がありません。
床などに置くタイプだと、必ずスピーカーを拭いてから浴室から出ないといけないので、拭かないでいると赤カビが周りにぎっしり・・・なんてことも考えられます。
一方で、吊り下げる形のスピーカーであれば水気を取るのも簡単ですし浴室乾燥する際も宙に浮いているので乾くのも早いです。
そういった面から吊り下げ型の防水スピーカーは浴室で使うのにベストなものだと思います。
そしてJBLサウンドを楽しめるのもこの商品の特徴です。
④SONY ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB12
- 最大外形寸法(幅×高さ×奥行):Φ74mmx92mm
- 重量:243g
- 防水規格:IP67
- 連続再生時間:16時間
- 出力W数:5W
- 使用周波数帯域:2.4Ghz
- 値段:¥7872
- 重低音と中高域をSONYらしいクリアな音質を楽しめる
- 防塵・防水対応によりアウトドアでも安心して使うことができる
- 4.5時間の充電で約16時間再生できるバッテリーを内蔵
- 付属ストラップにより吊り下げて使うことができる
- オートパワーオフ機能が搭載され、使われていない状態であれば自動で電源が切れる
- 低音が少し寂しい
浴室以外のアウトドアでも使いたいならこの商品はうってつけです。
他の商品にはない防塵対応をしており、防塵試験用粉塵が製品内部に入らないように保護されています。
また、付属のストラップをつければ吊り下げることもできるため浴室で便利です。
実際に音楽を聴いてみたところSONYらしいクリアな音が特徴的でした。その代わり、低域は少し寂しい感じがしました。
ですが、アウトドアや浴室向けにスピーカーを選ぶならばオススメしたい商品になります。
邦楽をお風呂で楽しみたい方はSONYのスピーカーをオススメします。
⑤Tribit XSound Go Bluetooth スピーカー
- 大きさ:170x59x56mm
- 重量:380g
- 防水規格:IPX7
- 連続再生時間:24時間
- 出力W数:6W×2
- 値段:¥2999
- 低音から高音までバランス良く鳴り響く
- IPX7の防水規格によりお風呂場でも安心して使用できる
- 5時間のフル充電で24時間も音楽再生可能
- コスパがとにかく良い
- 音が途切れる不都合がある
- Bluetooth接続が安定しない
私が使ってみたところ、音質は3000円のスピーカーとは思えないものでした。ですが、低音が押しのスピーカーなのにそこまでグイグイくる低音ではありません。
なので、SONYのスピーカーのクリアな音に少し低音を強くしたようなイメージだと思います。
レビューなどを見ると「買ってよかった!」というものが多いのですが、スピーカー好きには満足いかない商品だと思います。
「とにかくバスルームで音楽を聴きたいんだ!」という方にオススメしたい商品です。
音質は低音から高音まで尖っている所がなく、聴きやすい音なので初めてスピーカーを買う方にオススメできます。
⑥TaoTronics Bluetooth スピーカー
- 大きさ:57x94x94mm
- 重量:153g
- 防水規格:IPX7
- 連続再生時間:8時間
- 出力W数:5W
- 値段:¥2999
- 音に合わせてLEDの光が変わる仕組みを搭載
- 週に一回の充電で8時間連続再生が可能
- IPX7の防水規格により、浴室でも安心して音楽を楽しめる
- ハンズフリー通話に対応
- 壁に取り付けられる吸盤付き
- 音質がそこまで良くない
この防水スピーカーはお風呂専用で使うことをオススメします。
実際聞いてみたところ、音質は最近のスピーカーにしてはあまり良くありませんでした。
ですが浴室で使うことを想定した場合、音質はそこまで気にしなくてもいい要素だと私は思っています。
なので、浴室のどこの壁でも貼り付けられるスピーカーを選ぶとしたらコレ一択だと思います。
最近だと100円ショップで発売されている吸盤型のものがありますが、長く使うのならばこちらの商品をオススメします。
オススメの防水ケース一体型スピーカー
次にお風呂で使える防水ケース一体型スピーカーを紹介していきます。
⑦SURIA 防水ケース スマホ用
- 防水規格:IPX8
- 対応機種:スマートフォン全機種対応
- 価格:¥1158(¥2000以上の購入で送料無料)
- 指紋認証が可能
- スマートフォン全機種に対応
- 高感度カバーにより水に濡れている手でも操作ができる
- IPX8の防水規格により水の侵入を防ぐ
- ストラップ&アームハンドが付属品についてくる
- スマホの出し入れが難しい機種がある
- 耐久性に不安がある
防水ケースといえば、suriaの防水ケースが有名です。
なんといってもIPX8という防水規格を持っている安心感があります。
装着のやり方を間違えなければ水が入ってくることはありません。ですが、大きめのサイズのスマホであると出し入れが困難な場合があります。
そしてスマートフォンのカバーを外すことも大事かもしれません。
スマートフォンをお風呂に入りながら使いたい場合にオススメしたい商品になります。
⑧Bravebird タブレット 防水ケース
- サイズ:10インチのタブレット端末に対応
- 重量:21.5g
- 防水規格:IPX8
- 価格:¥1649(¥2000以上の購入で送料無料)
こちらの商品は10インチのタブレット端末ならば問題なく使用できます。
これといった特徴はありませんが、防水性能はバッチリです。
タブレット端末を浴室に持ち込みたい場合はこの商品がベストかと思います。
また、iPad mini用の7インチ防水ケースもあるので詳細は下のリンクから見れます。
同じ商品なので問題なく使用することができます。
まとめ
オススメのお風呂用防水スピーカーを紹介していきました。
様々な種類の防水スピーカーがありますが、自分にあったスピーカーが見つかったはずです。
選ぶ際のポイントがわかればセレクトする際も簡単ですし、イヤホンなどでもポイントは同じなので試してみてください。
是非、この記事を参考にして自分にあった防水スピーカーを選んでみましょう!