今から専用サブモニターを購入しようとしている人は少し待ってください!
iPadやandroidタブレットなどをお持ちの方は、その端末が専用サブモニターとして生まれ変わります。
専用サブモニターを購入することになれば相場が1万円ほどなので、その程度のお金はかかります。
iPadやandroidなどのタブレット端末を持っていれば、1200円のアプリを一つ入れるだけでサブディスプレイ化ができてしまうのです。
本日は、そんなタブレット端末でパソコンの画面をデュアルディスプレイ化する方法を紹介していきます。
Duet Displayを使おう!
手持ちのスマートフォンやタブレットをデュアルモニター化することでテキスト作業の生産性がアップします。
Duet Displayはそんなデュアルディスプレイ化を可能にするアプリとなります。
こちらのアプリはApple Storeでの購入で1220円、Google Playでの購入で1080円となります。
購入先はスマートフォンやタブレットでのダウンロードとなります。
パソコン用の専用サブモニターを購入しようとしている方は、アプリの方で試してみる価値は大いにあります。
もちろん専用サブモニターを使うメリットはありますが、ケーブルなどの必要材料を購入することになるのでコストがかかります。
そして専用サブモニターはそれ以外の用途には使えませんが、タブレットを購入すると他の用途にも使う事ができるので、私はタブレットの購入をオススメします。
Duet Displayの使い方
ここからはiPadでのDuet Displayのインストール方法から使い方まで解説していきます。
アプリとしてはお高めですが、専用サブモニターを購入するよりも安いのでベストな選択だと思い、購入に踏み切りましょう!
手順① 端末にDuet Displayをインストール
Apple StoreかGoogle Playのどちらかで購入し、インストールしてください。
iOSの場合はApple Store、Androidの場合はGoogle Playとなります。
それぞれ課金アプリですので購入してください。
手順② PCにDuet Displayをダウンロードする
次にDuet DisplayをPCにダウンロードしていきます。
下のダウンロードサイトからWindowsかMacを選んでください。
ダウンロードについては無料ですのでダウンロードが済んだら指示に従ってインストールしていきます。
ダウンロードをしたら次の手順を行ってください。
- zipファイルでダウンロードされていることを確認する
- その中に”duet”というファイルがあり、それを開く
- 開くと2つの選択肢が出てくるので”Insatall and Restart”を選ぶ
- 再起動が始まる
再起動後、メニューバーにdマークが表示されていれば、PCへのインストールは完了です。
手順③ タブレットとPCを接続
今回はiPadとMacBookでの接続方法を例に紹介します。
まず、iPadとMacBookをLightningケーブルで接続します。
MacBookでない場合はUSB接続を行ってください。
ここで専用のケーブルが必要になりますが、1000円程度で購入できますので安心してください。
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こちらの商品はほとんどのモデルで使う事が可能だと思いますが、USBタイプC対応のパソコンの場合には次のモデルを購入してください。
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こちらで紹介した商品では対応できない場合もあるので、しっかり吟味し、自分にあったケーブルを選びましょう。
接続ができたら次の手順でタブレット端末とPCを接続していきます。
これはMacBookとiPadの接続方法ですので注意してください。
- ②Plug your iPad into your Macを選択
- Got itをクリック
ここまで来れば、Duet Display を使ったサブディスプレイ化が完了です。
Duet Displayを実際に使っていこう
Duet Displayを実際に使っていきます。
まずはタブレット端末とPCをUSB接続します。
その際、タブレット側でduetアプリを起動しておく必要があります。
繋がったらタブレット側にもPC画面が表示され、サブディスプレイとして表示が完了していると思います。
次に行う作業として、タブレット側に表示したいものをドラッグします。
初めの設定では右側にドラッグをしていくことで表示したいものがタブレットに映ると思います。
最後にDuet Displayの設定に移ります。
設定① 配置を変える
Duet DisplayではiPadの配置位置を変える事ができます。
そのやり方は次の通りです。
- dアイコンの詳細設定を開く
- 「ディスプレイ配置」をクリックし、システム環境設定を開く
- 配置メニューでドラッグで配置を変える
この設定は大きい画面の方がタブレット、小さい画面がPCとなります。
そのため、私の画面の設定の場合は表示させたいものを左側にドラッグする事でタブレットの方に映ることになります。
自分がタブレットを置いている側に配置を変えておきましょう。
設定② 省電力を選ぶ
私が使用していて感じたことなのですが、PCのバッテリー消費が激しいです。
私が外でDuet Displayを使い作業をしていた時は、1時間ほど経つと充電が50%になっていました。
家で使う際には問題ないのですが、外出先で使うときに少し困ります。
そのため省電力モードにしておく事を推奨します。
省電力モードは詳細設定画面にありますので、選択しておきましょう。
その設定のおかげで多少は充電の減りが抑えられています。
Duet Displayをもっと便利に使えます
Duet Displayは有料アプリなのですが、アプリ内課金が存在します。
これを選択するとApple Pencilが使えたり、タップジェスチャーのカスタマイズができたりします。
ですが、一年間で2200円払う価値はないと思います。
使いたい機能があれば契約をオススメしますが、普通にタブレットをサブディスプレイ化したい場合は必要ないと考えています。
Duet Displayを実際に使ってみたレビュー
Duet Displayは、性能はあまりいいとは言えませんが専用サブモニターを買うよりは低価格で購入できるためオススメできます。
実際使ってみると、多少不便な点もありますがサブディスプレイ機能として使う分には十分だと感じています。
低画質、バッテリー消費が激しい点は価格に応じた性能と割り切るべきです。
パソコンを充電しながら使い、画質が気にならない作業であれば便利なアプリと言えます。
タブレットの場合は専用サブモニターよりも持ち運びができるため、私はDuet Displayはポンコツ機能が気にならなければオススメできるアプリだと思います。
まとめ
実際に使っていくとバッテリーについては困る事がありますが、他の性能についての不満は今のところありません。
専用サブモニターを買わずにタブレットをデュアルプレイ化するぶんには十分です。
実際に作業効率を上げたい方は、是非試してみる価値があるアプリだと思います。